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2021年9月

活断層評価に関わる調査・研究

RD2Pお世話役・伊藤の本業である「紀伊半島に分布する付加体の研究」の一環として、センター客員研究員・前川寛和先生と共に、海南~箕島を歩いて三波川変成岩・御荷鉾帯・秩父北帯の野外観察を行いました。大阪府立大学での教育に活用する巡検ガイドブックを上梓するプロジェクトの準備作業ですが、地球の構造運動のダイナミックな様相を身近に感じてもらえる巡検ルートを開拓するという意味で、アウトリーチ活動への展開も視野に入れています。

2021年8月

活断層評価に関わる調査・研究

RD2Pお世話役・伊藤の本業としては「MTLに沿った地質構造の研究」の一環として、センター客員研究員・前川寛和先生と、紀ノ川沿いを歩いて三波川変成岩の野外観察を行いました。大阪府立大学での教育に活用する巡検ガイドブックを上梓するプロジェクトの準備作業ですが、地球の構造運動のダイナミックな様相を身近に感じてもらえるルートを開拓するという意味で、アウトリーチ活動への展開も視野に入れています。

2021年7月

防災に関わる調査・研究

現代システム科学域の遠藤崇浩先生と客員研究員の飯塚智規先生が取纏められた「防災井戸に関する自治体アンケート結果」3編を、学術リポジトリ(OPERA)に登録致しました。

①防災井戸に関するアンケート調査報告書(札幌市・仙台市・熊本市の防災井戸登録事業者対象)パーマリンクはこちらです。

②防災井戸を中心とする災害時の水確保手法に関するアンケート調査報告書(札幌市・仙台市・熊本市 高齢者関連施設対象)パーマリンクはこちらです。

③防災井戸を中心とする災害時の水確保手法に関するアンケート調査(埼玉県さいたま市・岐阜県大垣市 高齢者関連施設対象)パーマリンクはこちらです。

2021年6月

神戸大学都市安全研究センター・オープンゼミナール

去る6月19日(土)午後に、RD2Pお世話役・伊藤が「災害の多様性と大学の防災チャレンジ」と題して神戸大学都市安全研究センターオープンゼミナールにてZoom講演を行いました。多くの方が視聴され質疑も活発で、のべ1時間半に亘って大変有意義な時間となりました。アンケート結果を拝見しても実体験に根差す真摯なコメントが多く、今後も防災への取り組みを続けていく必要を実感しました。研究や実践のありかたを市民の方々と共に考えるゼミナールの開催に向けて尽力された北後明彦先生およびスタッフの皆様に感謝いたします。

2021年5月

活断層評価に関わる調査・研究

RD2Pお世話役・伊藤の本業として「近畿地方に分布する活断層評価」を進めております。今月はその土台となる地質概要を把握するため、和歌山県北部でフィールドワークを行いました。一連の調査の成果は、RD2P客員研究員である前川寛和先生の監修のもと、巡検ガイドブックとして上梓する計画が進んでいます。

2021年4月

大阪府立大学公開講座「21世紀科学セミナー」

去る4月17日(土)午後、I-siteなんば2階にてRD2Pお世話役・伊藤が「災害に向き合う-大学の防災チャレンジ」と題して講演を行いました。新型コロナ蔓延状況の悪化に加え雨降りという悪条件にも関わらず30名が来場され、1時間半に亘って「活断層の調べ方とつきあい方」についての話を熱心に聞いておられました。アンケートを拝見しても、自然災害を身近で差し迫ったことと考えておられるコメントが多く、こちらも勉強になりました。対面活動が困難な中で、安全なセミナー開催に向けて尽力された地域連携室のスタッフにも感謝いたします。

2021年3月

活断層評価に関わる調査・研究

RD2Pお世話役・伊藤の本業として「MTLの不確定トレース周辺の構造変形」に関する研究を進めております。今月は、和歌山県北部の磯ノ浦周辺で地質調査を実施し、変形パターンを把握することができました。この成果を踏まえて、今後も調査を進めたいと思います。

2021年2月

他大学との連携

去る2月20日(土)、大阪市立大学・都市防災教育研究センター(CERD)と兵庫県立大学大学院・減災復興政策研究科が企画・運営する「コミュニティ防災フォーラム2021-公立大学減災復興連携拠点の形成に向けて-」がオンライン開催され、大阪府立大学からは伊藤が「学生と教職員が協働する学内防災2020」に関する活動報告を行いました。フォーラムの模様は、記録冊子として纏められ、今後の指針として活用されます。

2021年1月

CR副専攻科目との連携

先月お知らせしたCR副専攻科目「地域実践演習」との連携活動の成果が、「学生と教職員が協働する学内防災2020」というタイトルで、OPERAに掲載されました。馬術部スタッフ手製の災害時対応マニュアルも閲覧・ダウンロードできます。更なる協働企画へと発展していくことを祈念します。

2020年12月

CR副専攻科目との連携

CR副専攻科目「地域実践演習」の一環として、中百舌鳥キャンパスに点在している一次避難場所から馬術部に移動し、「作業スペースを設営しながら非常時発電機を起動し浄水器を使って飲用水を製造する」デモンストレーションを行いました。これは、馬術部スタッフ手製の災害時対応マニュアルを試用し改善することが目的で、昨年11月にボランティアセンターと行ったデモの発展版です。副専攻科目の受講生らが奮闘する様子は広報課が記録してfacebook等に投稿し、広報誌「ミチテイク」への掲載を準備中です。RD2Pとしても、学生が自らコメントや避難経路を書き込んだキャンパスマップを編集し図書館の学術リポジトリ(OPERA)登録を目指しています。新型肺炎の世界的蔓延という未曾有の異常事態の中で、学生・教員の工夫と協力で実のある連携活動が行えたことは、本当に意義深いことだと思います。

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