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2019年5月

学内活動:非常時の電力供給

理学・徳本勇人先生のご尽力により「資源循環工学研究所ベンチプラント(C6棟)製造の再生バイオディーゼル燃料で発電機を駆動して大学内・周辺域住民に向けた非常時の電力供給を行う」仕組みが立ち上がり、21日の教育研究審議会で報告されました。これは、平常時には馬術部夜間練習時の馬場照明に用いられている電力を、馬術部(部員総動員で厩舎管理を行い消費電力を最小化)と自動車部(ディーゼル発電機のメンテナンス実施)が協働し、教育研究フィールド等学内施設の横断的支援の下に、地域貢献を目指すものです。我々RD2Pは、避難マップ入手に必要なスマートフォンの充電設備提供と簡易浄水器・給湯設備を用いた被災生活中の衛生・栄養面での健康管理に貢献することが期待されています。

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CR副専攻科目との連携

伊藤が分担するCR副専攻科目「地域再生概論」で、ゲストスピーカーとして、ボラセン・松居さんとアクセスセンター・高野さんに、取り組み内容をお話しいただきました(10日)。約百人の受講生のレポートでも反応は良く、興味深いコメントもありました。あと、伊藤が責任教員を務めるCR副専攻科目「地域活動演習」の活動が始まりました。皮切りに、25日(土)に「大阪平野の顕著な地形変位とその成長を促した活断層」を観察するまち歩き(玉造→野崎→住道)を行ないましたが、野崎観音で観察できる生駒断層の変動地形は、参加した学生たちにも興味深いもののようでした。

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大阪市北区・社会福祉協議会との打ち合わせ

田間先生がセミナーなどの活動に取り組まれている大阪市北区で、RD2Pの活動参画について社会福祉協議会のお世話役との打ち合わせを行いました(13日)。今年度前半の避難マップ作成支援と後半の「災害時心構えセミナー」での地盤情報提供を軸に活動計画を考え、経緯を報告します。なお、打ち合わせに際してJR大阪駅周辺のミニまち歩きを行いましたが、茶屋町(上町断層の通過する新御堂筋から僅か1ブロック)で昨年6月の大阪北部地震によって顕著な液状化が生じたことを伺い、非常に興味深く思いました。