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2019年12月

大阪市北区コミュニティとの連携

12月10日(火)に、伊藤が大阪市北区社会福祉協議会・大阪パルコープのご協力を得て、北区大淀東で避難経路確認のまち歩きを行いました。当日は社協やコープのスタッフ以外に、10名以上の各地区の住民代表が参加くださり、こちらが用意した簡単なレジュメで北区の地盤特性を解説した後、2時間弱かけて一時避難場所や津波避難場所を確認しつつ、災害時避難所まで歩きました。ハンドヘルドのGPS terminalに記憶させた移動経路を地図に読み込んで伊藤が避難マップの叩き台を作成し、社協と地域住民がワークショップを実施して必要な情報を書き込み、先週末に修正リクエストをお送り頂きました。新年早々に実用に耐える改訂版を作成し、2月までに学術リポジトリOPERAへの登録を目指します。

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木津川市での地質巡検

これは「瓢箪から駒」的な話ですが、伊藤が8月23日(金)に「まちライブラリー@大阪府立大学」のアカデミックカフェで行った一般向け講演「活断層と私たちのくらし-その調べ方とつきあい方」がご縁になって、当市にて草の根防災活動をされている中尾博さんのご案内で、12月8日(日)に野外で地層観察を実施しました。京阪奈エリアの激しい第四紀変動を反映して興味深い露頭が多く、府大生向け巡検を企画する際に非常に役立つ情報を収集することができました。それだけでなく、京阪奈の地形発達ヒストリーと活断層評価のスタディを進めるにあたって、注目すべき点が多々あったと思います。